国家公務員男性の育休取得でイクジなし夫は悪・イクメンは正義になる?

◆話題のはなし

昨日、国家公務員の男性の原則1ヶ月超の育児休暇取得を促していく今後の指針の検討がされているというニュースがありましたので、9年前にワンオペ育児に倒れた後、家族解散した者の視点から考えてみました。

◆国家公務員男性の育児休暇が原則1ヶ月超になる?2020年ホンキ稼働を目指す方針の検討がニュースに

 

2019年10月、国家公務員男性の原則1ヶ月超の育児休暇の取得を促す方針で現政府が検討していることが明らかとなりました。政府が率先してそうした環境を整備していくことで民間企業への波及も期待する形ということだそうです。政府らしいクリーンで絶対正義な発動。

 


画像:NHK NEWS WEB

 

政府は国家公務員の男性職員について、原則として1カ月以上の育児休業の取得を促す方針だ。取得をためらわないように職場ごとに仕事の分担などの計画をつくり、課長補佐以上の人事評価に反映して実効性を高める案を軸とする。2020年度の実施をめざす。地方自治体や民間企業への波及を見込み、男性と女性がともに子育てをしやすい環境を整える。

引用元:日経新聞 

 

男性もこれから結構、
滝行の時代だな・・・。

 

というのが私の率直な感想です。そういう私は完全ワンオペ子育てに疲弊して精神が壊れてしまい、家族解散に至ってもうすぐ9年です。

 

正直もう、
そこ闘い終ってるw

 

中野カンナ
中野カンナ

生死の境をさまよったのでもう闘うのはやめました。

 

 

以降はシングルマザーとして実家に助けられながら子育てをしてきました。子育てと「子供にとって最初の世界のすべてである」母親の精神衛生を考えると、実家での子育ての方が色々なしがらみやうしろめたさ、肩身の狭さはあっても数十倍恵まれているのが正直実感でもあります。

 

また、この感想が「帰れる場所があった」私の、言ってみれば恵まれた立場の感想であり、闘いを止めることができない女性を想うとき、とても胸が痛みます。

 

 

ですから、どれだけ子育て負担が現在女性側の一方にのしかかっているか、色々な葛藤の狭間で苦しんでいるかというものを実体験している身でもある為、このニュースについてはようやく女性の悲鳴と怒り、家族崩壊の事実が現実を動かし始めてきたなという印象で見ています。

 

パパならたすけて。

 

でも、私は家族解散から9年を経て、子供も乳児期と違ってもう殆ど勝手に育っていく現状になっていることに加え、この9年間をかけて経済状況自分の人生もようやく取り戻したため、少し当時よりも考え方はフラットになったと思っています。

 

どういうことかというと、もう男女を諸問題の対岸の敵として見るべきではないなという事です。

 

男性VS女性の構図は不毛。

 

なぜなら結局のところ、女性がしあわせに笑っていなければ、男性も本当の意味で幸福になどなれないのです。家族なら逆も同様だと思います。

 

成熟した大人であれば、大切な人を守れない、笑顔にできないところで人間として誇りなんて普通持てないと思うのです。

 

生きている意味や人生の意味が揺らぐ問題。

日本の会社員男性の自殺率が異常に高い現象も、ココにつながっているのではないかとちょっと思います。

 


画像:H30年中における自殺の内訳(年齢階級別・職業別)

 

この表を見る限り、男性もかなりギリギリまで頑張っているのも確か。

 

ですから、お互いがお互いの為に共闘していかなければ、どちらが優位になっても劣位になってもこの国の幸福度は一向に上がらないということだと思います。

 

 

◆イクジナシお父さんの「男の生きざま」絶対王政での家庭で育てられた丸腰の息子たちにとって過酷な試練がやってきた

 

現在、都心部で社会を引っ張りつつある子育て世代の男性は、およそ昭和の最後の方か平成の序盤に生まれた世代と考えると自分の父親と上司は団塊世代~その少しあとで「ザ・昭和」

 

 

家事育児なんか殆どせず、というよりそもそも「男の仕事ではなく」、子供は父親の背中を見て育つものだと信仰してきた世代であり、

 

その代わり早朝から住宅ローンの完済に向け満員電車に揺られ、雨の日も風の日も宮沢賢治の詩を口ずさみながら会社に通い、終電間近になって子どもが寝顔を見るために帰宅する生活をしてきた人々が大半です。それはそれで個人的には尊いものがあるなとも思います。

 

男の生きざま!

 

 

しかし、その「男の生きざま」を胸に、「台所に立つのは男の恥」というような価値観で男性が家庭内で最大の権力を握る構図の家庭内で育ったジュニア世代の「男の子」が、

 

いざ自分が社会に出て父親になって、自分の信じて疑うこともなかった「男の生きざま」とは真逆の価値観で生きていくことを強いられるというのは結構しんどいものがあるのではないかなと思います。

 

中野カンナ
中野カンナ

ちょっとした改宗ですねw

 

そして、自分の皿さえ息子に洗わせることがなかった母親の「無償の愛(?)」のおかげで、とにかく何もやってきたことがない。(家事子育てという壮大な闘いに丸腰で挑むしかない。)

 

まさにうちの弟です!(笑)

 

てってれー!

 

私の弟も実は新婚さんで現在、いつ子供が出来てもおかしくない状況なのですが…。

正直、恥ずかしい話でもありますけれども、自分の世話もする気がない彼(弟)が時代の流れで仮に育児休暇を1ヶ月取れたとして、自宅に働かずにダラダラいられたらと想像すると、

妻としては仕事が増えて、かえって迷惑なのではないかと正直思います。

 

だって、丸腰よ?

 

その期間に、夫へ朝から晩まで「安心して」育児のすべてを任せることができるのなら、100歩譲って「やる気だけでもある」のなら、

夫の「父親経験値」「子育てに対する認識」「夫婦の幸福度や一体感」も上がって家族万々歳でいいですが、

 

私の結婚時代の家庭でもそうでしたけど、ここまで何もしてこなかった人(さらに現在でも本心ではやりたくない、育児する意志が全くない人)に子供を任せると、

だいたい不注意の大事故が起こるのです。母親が見ていたら絶対に起こることがないような父親の不注意による事故です。

 

ムスメちゃん
ムスメちゃん

ばぶー泣

 

結局、夫は無力と絶望する女性。

 

 

そして、男性は「休みがとれる!子どもと遊べる!わーい」くらいに思っているかもしれませんが、多分、職場で働くよりも育児の方が100倍消耗するはず(笑)。

 

超・不穏w
とも正直思いました・・・。

 

ペーパードライバーで運転できない!という人に
あなたできます!とかって
いきなり「今日から1ヶ月、東京―名古屋間を毎日往復ね!」と言うようなものかと・・・。
(私がペーパーですw)

 

マルチタスクを強いられることが常である女性であっても、第一子のスタートダッシュの適応はかなりのストレスがあったと思うので、丸腰の男性となると、相当きついんじゃないかなと想像します。

 

旦那さん
旦那さん

子育ってってダラダラ家で過ごして遊ぶだけでしょ?

 

ムスメちゃん
ムスメちゃん

乳児ナメんなよ。

 

また、現在の一般社会でも「イクメンやらされているなんて男の恥」というような風潮は不思議と男女問わず依然として大きくあるのも確かで、ここでそれでもがっつり人生を舵切りして自分と社会の価値観を最前線で変えていく男性はホント真のサムライだよなと思います。

 

中野カンナ
中野カンナ

ガンバレ弟w

 

この期に及んで、男の尊厳を盾に育児を全面的に妻に無理強いして、令和になったというのに未だに昭和臭背負う男性は、

今では「イクジ(育児)ナシ夫」

と呼ばれているようです。誰がつけたのか知りませんが、ものすごい言葉を思いつくよなあとビックリしました。

 

同時に、この呼び名に注がれている

女性の積年の恨み

を感じずにはいられないのも確かです(;’∀’)

 

怨念に近いw

家族の為に働き、稼いできたのになぜか長年恨まれ続けてきた日本の男性陣。

 

 

◆これからは国の幸福度をあげるために共闘するしか希望はない

 

私個人的に「いい男」の条件として「女性から恨まれない人」というのをひとつ項目として掲げているのですが(笑)本当に逆境のようなこの時代の流れを味方にして、日本の男性陣には汚名を返上すべく「女性に恨まれない生き方」をして貰いたいなと思います。それが元気のない今の我が日本を元気にするひとつの方法でもあると思います。

 

ピンチはチャンスだ!?

 

それに、このまま先細りの国家で自分の子供たち世代が生きていくことを考えた時に、自分の家庭ですら両親が争い合い、恨み合い、しあわせそうではないというのは、(解散した私が言うのもなんですが)

 

あまりに希望がない気がします。私たちも親であるならばそういった不安を抱えながら本当の意味で「しあわせ」を感じるのは難しいのではないかと思います。

 

想い合って、
大切にしあって
信頼関係があればいい。

 

そう考えていくと、「イクメン」こそが真の正義かというとそうではないケースが出てくると思いますし、育児をしなくても「イクジナシ」などでは絶対にないお父さんだって存在すると思います。

 

家族がしあわせかどうか。

 

女性が一方的に強いられてきた悲しみを知るならば、苦手だと分かり切っていることを強いられる状況になりつつある男性陣の気持ちにも寄り添う気持ちが大事になってくるはずです。

 

 

自分の家族にとって
一番心地よいスタイルを

 

男性の育児休暇取得の議論は何となく「報道の引っ張る匂い」としては育児休暇を取る男性が正義育児をしない男は悪!という風潮ですけれども、本来は

ひとつ、スタイルに選択肢が増えた

くらいに捉えるのがいいのではないかな?と思います。

 

働きたいと思う女性が増えていることや、子育ての喜びを夫婦で共有できる幸福度というのは幸福の中でも感度がとても高い種類の幸福だと思うので、イクメン需要は今後も大きいでしょうが、それが絶対のようになるのもちょっとどうなのかな?と思ったりもします。いつもうちの家族がしあわせかどうかで判断すればいいだけのこと。

 

 

あと、愛されてる感じがすれば
女性って結構頑張れる(笑)

 

子供が小さい頃
妻の心の花瓶に
水を注げるのは、実は夫だけ。

 


画像:一輪挿し

 

女性は、心の中の1輪の花をとても大切に生きている生き物なのです。自分や子供もいずれはこの花瓶に水を注げるようになれるのですが、小さな乳児を抱えている時、女性にはそれができないのです。これを男性には忘れないでいてもらいたいなと思います。

 

この花を枯らすと恨まれるw

 

そして、男性が育児をするようになった時、それは同じかもしれないということを女性も思っていた方がよさそうな気がします。

 

・・・とまあ、今回は男性の育児休暇取得のお話でしたが、そんなことよりも、育児や家族というものはたかだが1ヶ月で決まるものでも終わるものでもないので、

 

家族が毎日揃って夕飯を囲むことが出来て、父親の話、母親の話を聞きながら子供たちは育ち、父親が一体どういう人なのか?母親が一体どういう人なのか?ということを子供が感じながら成長できる方が、よっぽど価値的である気が私はしているのですが…いかがでしょうか??

 

ムスメちゃん
 

パパもママもだいすき。

それでは、またお会いしましょう♪

 

中野カンナ

 

 

【お知らせ 2019 10/27】

当面、手探りで運営する個人サイトであるため、素人感たっぷりだとは思いますが、
twitterアカウント「中野カンナの女道」を準備しました(笑)←実はこっちも良く分かっていないw

 

記事数が整い次第、にわかにつぶやこうかと思っています(笑)

 

中野カンナ
中野カンナ

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なお、同姓同名が多発している「中野カンナ」ですが、現状で運営しているのはこのtwitterアカウントのみで後はtwitterもFacebook、その他に関してもこのブログ以外は他人様です(笑)

 

本人に心のゆとりが生まれましたら、またFacebookなども開設していくかもしれませんし、しないかもしれません(笑)その際には都度お知らせいたします。よろしくお願いいたします。

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